ピアノの歴史が楽しくわかる!
鍵盤楽器の歴史/ピアノの誕生/初期ピアノの時代(古典派前期)/ピアノの進化(古典派後期)/ピアノ演奏のあれこれ
モーツァルトやベートーヴェンは
どんなピアノを使っていたのか.....?
「作曲家」と「ピアノ」と「音楽史」が一気につながる!!
すぐわかる!4コマ ピアノ音楽史 ピアノの誕生〜古典派編
監修:小倉貴久子、著者:工藤 啓子、4コマ漫画:駿高泰子
yamaha music media corporation 定価1800円(税別)
《目次》
はじめに
ざっくりわかる! ピアノ年表
ピアノの製作者マップ
ピアノの構造と各部の名称
鍵盤楽器の歴史
「ピアノ、フォルテピアノ、クラヴィーアって何」
「鍵盤は、ビジュアル&デジタルな音のフォーマット」
「 オルガンは鍵盤つきの管楽器」
「いろんな楽器に鍵盤をつけてみると...?」
「クラヴィコードの魅力にあの大作曲家もハマった!」
「ヴァイオリンのように歌える楽器クラヴィコード」
「爪ではじいて音を出すチェンバロの音色の秘密」
「初期のチェンバロはイタリアで完成」
「各地で花開くチェンバロはバロック時代の花形楽器」
小倉貴久子のピアノ講座・1[強弱に頼らない表現方法]
ピアノの誕生
「どんな楽器を求めてピアノは作られたのか?」
「1700年頃フィレンツェでピアノ誕生」
「モダンピアノにつながるアクションはすでにできていた」
「ドイツでもピアノが誕生!ジルバーマンのピアノ」
「バッハのダメ出しによってピアノは改良された!」
「生涯にわたって鍵盤楽器を愛したJ.S.バッハ」
「ピアノに負けるな!製作者たちの創意工夫」
「ヘンデルもスカルラッティもピアノを弾いていた!?」
「父直伝の伝統から新時代へ!個性豊かなバッハの息子たち」
「バッハの末子クリスティアンは国際的な活躍で名声を獲得」
「ドイツからイギリスへ ツンペの突き上げ式」
「ドイツからウィーンへ シュタインのはね上げ式」
「18世紀後半のイギリスでスクエアピアノが大流行!」
小倉貴久子のピアノ講座・2[音楽職人ハイドンからの贈り物]
初期ピアノの時代(古典派前期)
「3種の鍵盤楽器の生き証人ハイドン」
「ピアノとともに生きたモーツァルト」
「軽やかな響きがふさわしいモーツァルトのピアノ音楽」
「ウィーンの音楽家御用達ヴァルターのピアノ」
「演奏から楽器製作、楽譜出版までマルチタレント、クレメンティ」
「いろいろなペダルの仕掛けで音の表情を変える!」
「ハイドンのソナタはどの鍵盤楽器で弾けばいいの?」
「ハイドンとピアノたちシャンツとブロードウッド」
「目指すはよい趣味、熱き情熱とファンタジー」
「国際的に活躍!古典派の作曲家たちの出会いと交流」
小倉貴久子のピアノ講座・3[モーツァルトを現代のピアノで弾くとき]
ピアノの進化(古典派後期)
「若きベートーヴェンはウィーン式のピアノを愛用」
「エラールのピアノの音響がベートーヴェンに霊感を与えた」
「シュタインの娘ナネッテとシュトライヒャーのピアノ」
「ベートーヴェンの晩年をともにしたピアノたち」
「《エリーゼのために》は誰のために書かれたの?」
「洗練されたウィーンの奏法を確立 忘れられた作曲家フンメル」
「教材グレードの元祖ツェルニーとベートーヴェンが認めるクラーマー」
「ウィーンのピアノと作曲家たち」
「ウィーンっ子シューベルトの「さすらい人」的ピアノライフ」
小倉貴久子のピアノ講座・4[ベートーヴェンがピアノに求めたもの]
ピアノ演奏のあれこれ
「ピアノ奏法の歴史・1 指使い 指と音楽表現の密接な関係」
「ピアノ奏法の歴史・2 装飾音 音を飾る以外の役割もある」
「ピアノ奏法の歴史・3 テンポ 数字では表せない緩急の妙」
「音律って何? 純正な響きと実用性のはざまで」
ピアノの歴史が楽しくわかる!
ロマン派 ピアノの改革/ロマン派 ピアノの完成/近代 ピアノのグローバル化/20世紀 ピアノの冒険/日本のピアノ
ショパン、リストなどピアノの大作曲家が活躍し、
「ブルグミュラー」「バイエル」「ハノン」などの教則本
が登場したピアノの黄金時代を、一挙に解説!!
すぐわかる!4コマ ピアノ音楽史 ロマン派〜20世紀編
監修:小倉貴久子、著者:工藤 啓子、4コマ漫画:駿高泰子
yamaha music media corporation 定価1800円(税別)
《目次》
はじめに
ざっくりわかる! ピアノ年表
ピアノの製作者&作曲家マップ
ピアノの構造と各部の名称
ロマン派 ピアノの改革
「音域を広く!音を大きく!ピアノは構造改革を迫られた」
「エラールの画期的発明 ダブル・エスケープメント」
「ショパンが愛した プレイエルのピアノ」
「ピアノとともに生きた ショパンの生涯」
「ピアノの鍵盤から生まれた ショパンの革新的ピアニズム」
「パリのサロンで花開いた ショパンのピアノ音楽」
「ピアノの魔術師 リスト、パリに登場!」
「改訂に次ぐ改訂 《ラ・カンパネラ》物語」
「リストはピアノとともに19世紀を駆け抜けた!」
「パリに集結した ヴィルトゥオーソたち」
「こんな機械で上手になれるの?ピアニスト養成マシーン」
小倉貴久子のピアノ講座・1[プレイエルが伝えるショパンの奏法]
ロマン派 ピアノの完成
「ウィーンのピアノの栄光と衰退」
「音楽の街ライプツィヒで活躍したメンデルスゾーン」
「個人的な感情や物語をピアノに託したシューマン」
「ドイツ・ロマン派の巨匠 ブラームスのピアノ音楽」
「ピアノを弾き、作曲をした女性たち」
「ペダルの機能が標準化し、高度な技法が開発される」
「ピアノが完成したときピアニストの時代が始まった」
「フランス発のピアノ教材 ブルグミュラーとハノン」
「ドイツ発のピアノ教材 バイエルやグルリット」
小倉貴久子のピアノ講座・2[シューマンの詩的ファンタジー]
小倉貴久子のピアノ講座・3[メンデルスゾーンの魅力]
近代 ピアノのグローバル化
「新大陸のピアノ物語 チッカリングの鋳型フレーム」
「アップライトの出現で ピアノは飛躍的に普及した」
「近代ピアノの規範を確立したスタインウェイ」
「ウィーンの香り漂う音色 ベーゼンドルファー」
「ベルリンのベヒシュタインとライプツィヒのブリュートナー」
「国民楽派の時代を生きた ロシア五人組とチャイコフスキー」
「フランス近代ピアノ音楽への道を開いたサン=サーンスとフォーレ」
「チェコの国民音楽 スメタナとドヴォルザーク」
「北欧とイタリアの近代国民音楽」
「アルベニスからモンポウまで 個性的なスペインの作曲家たち」
小倉貴久子のピアノ講座・4[エスプリの香り漂うフランスのピアノ]
20世紀 ピアノの冒険
「ジャンルを超えて ピアノの世界は広がる」
「古きをたずねて新しきを知る 20世紀初めにチェンバロ復活」
「20世紀音楽への扉を開いたドビュッシー」
「ラヴェルはこうしてピアノの新たな音色を発見した」
「異端の音楽家サティとお洒落なパリっ子プーランク」
「民族的素材を現代ピアノ音楽に昇華させたバルトーク」
「世紀末から20世紀のロシアを生きた作曲家たち」
「自由の国アメリカで多様なピアノミュージックが誕生」
「無調、十二音技法、新即物主義 ピアノは音楽の実験場」
「フランスの音響の実験と 体制に翻弄された作曲家たち」
「アメリカの実験音楽を牽引したカウエルとケージ」
「携帯、家具、自動... 変身するピアノ」
「ピアノ作りの技は300年にわたって受け継がれてきた」
日本のピアノ
「バイエルから始まった日本のピアノ教育」
「山葉寅楠と河合小市 日本のピアノ誕生物語」