シリーズコンサート

小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第4回

小倉貴久子のシリーズコンサート《フォルテピアノの世界》

さまざまな時代や地域で生まれた作品を当時のフォルテピアノで、楽しいトークとともにお届けします!

ピアノトリオ(ベートーヴェン&シューベルト)Il trio d'oro

2021年9月30日(木)

14時開演(13:20開場)

五反田文化センター 音楽ホール

演奏会は盛況の内に終了しました。

Webオンライン有料配信を終演後1ヶ月間行いました。

【フォルテピアノの世界 第4回】感動のコンサートになりました!

若松夏美さんと鈴木秀美さんとのベートーヴェン《大公》、シューベルト第1番トリオ。すばらしい作品を、まさに巨匠のおふたりと共演できて最高に幸せな時間となりました

コンサートはオンライン配信チケットを販売しています。こちらもこの上ない映像スタッフによるライブ演奏の芸術作品となります。みなさまにぜひ観ていただきたいです。

お申し込みは↓にスクロールしてください。

L.v.ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 作品97《大公》

F.シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 作品99 D898

フォルテピアノ:小倉貴久子

ヴァイオリン:若松 夏美

チェロ:鈴木 秀美

使用楽器:J.ハービッヒ Joa. Harbich(1835年頃・ウィーン)80鍵/CC~g'''' 太田垣 至 修復

全席自由 4,500円 U-25 2,500円

当日のライブ映像を1ヶ月間アーカイブ配信します。お買い求めいただいた方は期間中何度でもお楽しみいただけます。

配信期間:2021年10月7日(木)〜11月6日(土)

後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)/東京藝術大学音楽学部同声会/日本ベートーヴェンクライス

〔Webオンライン配信〕について

当日のライブ映像を編集後1ヶ月間アーカイブ配信します。代金2,500円で視聴チケットをお買い求めいただいた方は期間中何度でも音と映像で演奏会の様子をご覧いただけます。録画と録音および編集はクオリティの高さで今注目のPromusica Continuo株式会社が担当します。

配信期間:2021年10月7日(木)〜11月6日(土)

*チケットの販売期間は11月4日まで。チケットの販売は終了しました。

 

視聴を希望される方は上記の注文フォームで〔Webオンライン配信チケット〕の購入手続きをしてください。その他の方法ではご購入いただけません。

入金を確認後24時間以内に〔視聴方法〕を記したメールをお送りします。配信前日(10/6)には一斉メールBccにて視聴に必要な「URL」と「パスワード」をお知らせします。

メールが届かない場合は速やかにmdf-ks@piano.zaq.jpまでお知らせください。またこのメールアドレスからのメールが届くように設定をご確認ください。

 

〔Webオンラインの視聴方法〕

Webオンライン配信チケットをお求めの方には〔視聴方法〕を記したメールで詳しく視聴方法についてお知らせします。

配信前日の10月6日にお送りするメールに、ご覧いただく「特設ページのURL」と動画を見るための「パスワード」を記しお知らせします。10月6日以降にチケットをお求めの方には購入後24時間以内にお知らせメールをお送りします。
「特設ページのURL」と「パスワード」は誤って流出させることがないようにご注意願います。

ご友人にプレゼントをお考えの方は、チケット購入の際にメッセージ欄にご友人の「お名前」と「メールアドレス」を記入してください。こちらからその方宛てにURLとパスワードを通知します。ご自身のものと合わせて注文される場合は申し込みフォームのカートの中で枚数を選択してください。

この演奏会の動画は、パソコンやスマートフォンなどのインターネットでWebsiteを見ることができるすべての電子機器で視聴することができます。

動画は音と画像を合わせる等の簡易編集をした後、演奏会の後1週間後からアーカイブで配信を開始します。

具体的な推奨される視聴環境についてなどは、〔視聴方法〕のメールでお知らせします。

動画のサンプル・ダイジェスト版をご覧ください↓。


 バロック時代には、旋律二声部と通奏低音という編成のトリオソナタがこの時代を象徴する室内楽と愛好されました。古典派の時代になると、ハイドンやモーツァルトに代表されるような、ピアノの右手に旋律を弾かせて、ヴァイオリンとの対話を楽しむピアノトリオという編成が生まれましたが、チェロはピアノの左手とともにバス声部を担うことが多く、通奏低音的な用法がそこには引き継がれていました。19世紀になると、その通奏低音の役割からチェロが解放され、ソロ楽器として活躍するようになります。ヴァイオリンとチェロ、ピアノがそれぞれの楽器の魅力を最大限に発揮しながらの丁々発止の対話や融合が魅力のピアノトリオというジャンルが花開きます。

 今回お届けする、ベートーヴェン《大公》とシューベルト第1番のピアノトリオは、このジャンルの金字塔ともいうべく至高の名曲です。

 19世紀初頭のフォルテピアノは金属の支柱のない木製のケースに柔らかい弦が張ってあり、ハンマーの素材は革なので、立ち上がりが明瞭ながら柔らかな響きが得られます。その音色は、ガット弦をはった当時の弦楽器との相性が抜群。三者の溶け合う「同族楽器」によるアンサンブルの至福の響きを感じとっていただけることでしょう。


若松夏美 ヴァイオリン Natsumi Wakamatsu

桐朋学園大学卒業。在学中より古楽に興味を持ち、バロック・ヴァイオリンの演奏を始める。デン・ハーグ王立音楽院を演奏家ディプロマを得て卒業。ラ・プティット・バンド、18世紀オーケストラなどのオーケストラのメンバーとして数々の演奏会、録音に参加した。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカのコンサート・マスター。BISおよびアルテ・デラルコにJ.S.バッハ、モーツァルト、ハイドン、ボッケリーニの室内楽、協奏曲などを録音。東京藝術大学古楽科非常勤講師。

鈴木秀美 チェロ Hidemi Suzuki

チェロ、指揮、執筆、録音のディレクター、後進の指導と、その活動は多岐にわたる。文化庁芸術作品賞、レコード・アカデミー賞、サントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞ほか多数受賞。2001年《オーケストラ・リベラ・クラシカ》を創立、アルテ・デラルコ・レーベルからその録音やソロ、室内楽などをリリース中。日本各地、オランダ、ポーランドほかのオーケストラに指揮者及びソリストとして客演。神戸市室内管弦楽団音楽監督。山形交響楽団首席客演指揮者。東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師。


当日配布のプログラム内面


[新型コロナウイルス感染予防対策について]

当公演は会場のガイドラインに沿って定員を減じて定員82名で開催します。具体的な対応方法はこちらをご覧ください。

開催の可否・当日券の有無などの情報も逐一このページで報告していきます。

五反田文化センター 音楽ホール

〒141-0031 東京都品川区西五反田6-5-1 ☎︎03-3492-2451

JR山手線・都営浅草線「五反田駅」徒歩15分

東急池上線「大崎広小路駅」徒歩10分

東急目黒線「不動前駅」徒歩7分

東急バス(大井町駅〜渋谷駅)「大崎郵便局」徒歩5分

*公共交通機関をご利用の上お越しください。