Fortepiano Academy SACLA

第6回 フォルテピアノ・アカデミー SACLA

プレコンサート

6台の鍵盤楽器によるガラコンサート

小倉貴久子・平井千絵・西野晟一朗

〜ピアノの発明者クリストーフォリ、バッハ親子と親密なジルバーマン、モーツァルトがウィーンで愛用したヴァルター、作曲家たちにファンタジーを与えたクラヴィコードとタンゲンテンフリューゲルによる18世紀鍵盤音楽史絵巻〜

2024年7月12日(金)

18:30開演(18:00開場)

レイボックホール(さいたま市民会館おおみや)

小ホール(7階)

〔クリストーフォリ〕

D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.1/L.ジュスティーニ:ソナタ ト長調 Op.1-7

 

〔ジルバーマン〕

C.P.E.バッハ:専門家と愛好家のたまのソナタ及びロンド 第2集 Wq.56より

ロンド 第2番 ニ長調 Wq.56/3 H.261、ロンド 第3番 イ短調 Wq.56/5 H.262

 

〔タンゲンテンフリューゲル〕

D.ブクステフーデ:トッカータ ト長調 BusWV165/J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻より プレリュードとフーガ ト長調 BWV884

 

〔クラヴィコード〕

J.ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob.16:48

 

〔ヴァルター2台〕

モーツァルト:シンフォニー ト短調 K.550 第40番 2台編曲版 

全席自由 3,500円

発売中!

・チケット発売・お問合せ

メヌエット・デア・フリューゲル TEL 048-688-4921  Eメール mdf-ks@piano.zaq.jp

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【第6回フォルテピアノ・アカデミーSACLA】

*第6回フォルテピアノ・アカデミーSACLAの受講生、また全3日間の聴講生チケットをお買い求めの方には、当プレコンサートへ無料ご招待いたします。詳しくは第6回フォルテピアノ・アカデミーSACLAのサイトをご覧ください。

RaiBoC Hall レイボックホール(さいたま市民会館おおみや)小ホール(7階)

埼玉県さいたま市大宮区大門町2-118(大宮門街4~8階)

TEL.048-641-6131/FAX.048-641-6133

電車でお越しの方

【大宮駅をご利用の場合】

JR線・ニューシャトル・東武アーバンパークライン大宮駅東口より徒歩3分

大宮駅東口(北)の階段を降りて目の前のすずらん通りに入り直進。突き当たりの新しいビルがもう大宮門街ビルです♪ビルの中に入りエレベーターで7階小ホールへまでお越しください。

駐車場について

RaiBoC Hall(さいたま市民会館おおみや)には専用の駐車場はございません。大宮門街又は近隣の有料駐車場をご利用ください。

〔アクセス〕

 

主催:メヌエット・デア・フリューゲル

共催:Ohtagakki Fortepiano、公益財団法人 さいたま市文化振興事業団

協力:久保田チェンバロ工房、新井千笑、原クラヴィーア工房

後援:(一般社団法人)全日本ピアノ指導者協会


 18世紀はピアノは発明され、徐々にチェンバロからピアノへと鍵盤楽器が世代交代してゆく時代。1700年頃、イタリアでクリストーフォリによって発明されたハンマーで弦を打つ仕組みのピアノは、ドイツのジルバーマンに伝えられます。音量の変化を指のタッチによって変化させることのできる打弦システムの楽器は、フォルテピアノの他にもさまざまな楽器がありました。クラヴィコードはハンマーではなく真鍮片が弦をたたき押し上げて音を出し、ヴィブラートをかけることができる楽器。タンゲンテンフリューゲルはキー後方の加速レバーが木片のタンジェントを飛ばして弦を打つ仕組み。クリストーフォリ=ジルバーマン式アクションをベースに、より軽いタッチで弦を打つ、跳ね上げ式アクションをドイツのシュタインが開発します。この仕組みを継承したウィーンのヴァルターが製作したフォルテピアノは、18世紀末のウィーンで大人気となりました。

 コンサートではこれらの楽器と関わりの深い作品が演奏されます。6台の鍵盤楽器が並ぶ、まるで18世紀鍵盤音楽史絵巻のような愉しいコンサートです。


平井 千絵 Chie Hirai

 

車のなかった時代のピアノ、フォルテピアノに魅せられ、活動中。

国内外で15枚のアルバムをリリース。ブルージュ国際古楽コンクール3位、

IYAP国際室内楽コンクール1位など国内外で入賞多数。欧州各地の音楽祭に出演。

フォンティス大学、オランダ王立音楽院、アムステルダム音楽院等で、後進の指導にあたった。

欧州では14年間現代ピアノに触らず、フォルテピアノのタッチを追究。

桐朋学園大学ピアノ科卒業、オランダ王立音楽院古楽科(修士)首席卒業。

東京藝術大学、国立音楽大学、東海大学非常勤講師。浅間山の麓、長野県佐久市在住。

西野 晟一朗 Seiichiro Nishino

 

桐朋学園大学古楽器科チェンバロ専攻を卒業。チェンバロ、通奏低音を有田千代子、上尾直毅、根本卓也の各氏に、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。

第4回フォルテピアノ・アカデミー SACLAではクラヴィコード、タンゲンテンフリューゲルのコンサートと、クラヴィコードワークショップの講師を務め好評を博した。

アルル音楽教室チェンバロ講師。

コンセール・エクラタン福岡チェンバロ奏者。

新・福岡古楽音楽祭2023にて寺神戸亮氏と共演。


使用楽器:

クリストーフォリ B.Cristofori 1726年(復元楽器 久保田彰製作)

ジルバーマン G.Silbermann 1746年(復元楽器 久保田彰製作)

タンゲンテンフリューゲル Schröter(復元楽器 久保田彰製作)

クラヴィコード J.H.Silbermann 1775年(復元楽器 太田垣至製作)

ヴァルター A.Walter 1795年(復元楽器 C.マーネ製作)

ヴァルター A.Walter 1795年(復元楽器 太田垣至製作)


第6回フォルテピアノ・アカデミー SACLA

〜フォルテピアノにどっぷり浸る4日間〜

2024年7月13日(土)〜15日(月・祝)

11台のクラヴィーアが集い、レッスン、コンサート、レクチャー、ワークショップに個人練習も充実

〈アカデミーに登場する鍵盤楽器〉

ヴァルター2台・シュタイン・スクエアピアノ・ジルバーマン・クリストーフォリ・タンゲンテンフリューゲル・クラヴィコード4台

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